セルフプレーで乗用カートのリモコン、正直不安じゃないですか?
「いつ動かせばいいの?」「変な所に停めてないかな」と不安になります。
リモコン操作ひとつで、同伴者の集中を乱し「空気が読めない人」と思われるのは避けたいですよね。
この記事では、そんな不安を解消し「気が利く!」と同伴者に一目置かれるスマートなリモコン操作術を解説します。
もう迷わない「デキる気配りのできるゴルファー」として、一日を最高に楽しみましょう。
リモコン操作ひとつで印象が変わる!スマートなセルフプレーの基本

セルフプレーでは、リモコン操作ひとつで印象がガラッと変わります。
自分も楽だし、同伴者も快適。
そんなプレーが理想ですよね。
以下では、同伴者から「気が利くね」と思われるための、リモコン操作の簡単なコツを見ていきましょう。
①打った直後がベスト!カートを動かすタイミングのコツ
乗用カートを動かす最適なタイミングは、ズバリ「打った直後」です。
打球がまだ空中に浮いていて、その間にリモコンを押すのが一番スムーズでしょう。
プレーヤーの集中を邪魔せず、テンポも崩しません。
- 同伴者が打ち終わるのを「待つ」
- ボールが飛んでいくのを「見届ける」
- その瞬間に「ピッ」と乗用カートのボタンを押す
スイング前後の「静」と「動」。
この切り替えの「間(ま)」を読むのがコツです。
カートを動かすタイミングがわかっていると、同伴者は「お、わかってるな」と感じます。
まずは同伴者が打ち終わるまで、リモコンを持つ手をぐっとこらえる癖をつけましょう。
②動かす前に一声かける!安全マナーが信頼を生む
乗用カートのリモコンを押す前、必ず「カート動きます!」と声に出しましょう。
たったこれだけ?と思うかもしれませんが、この一言が同伴者全員の安心につながります。
- リモコンを押す直前が「声かけ」のタイミング
- 周囲に人がいないか、必ず目視で確認する
- 無言で動かすのは「事故のもと」と心得よう
無言でカートが動き出すと、結構びっくりします。
まだ見たことがありませんが、乗用カートは人には反応して止まらないため普通に轢(ひ)かれます。
最悪な事故にもなりかねません。
声を出す習慣がある人は、それだけで「周りが見える人」という印象を与えます。
安全と信頼の両方を手に入れるための一番簡単なマナーです。
③待機場所は「平ら×日陰」が鉄則!同伴者を疲れさせない気遣い
乗用カートを停める場所は、「平ら」で「日陰」を選びましょう。
斜面での待機は地味に疲れます。
体が無意識にバランスを取ろうとして、知らないうちに、体力を消耗します。
- まずは「平ら」な場所を探す癖をつける
- 次に「日陰」を探し、特に夏場は重要
- 「まあ、ここでいっか」を減らしてみる
日陰で待てるかどうかは、18ホール終わった後の疲れが全然違います。
こうした小さな気遣いの積み重ねが、快適な一日を作るでしょう。
「あの人と回ると疲れないな」と思われます。
そんな場所選びを心がけてみてください。
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同伴者に「気が利く」と思われるリモコンマスター術


リモコン操作は、「誰が持つか」と「どう動かすか」ですべてが決まります。
操作ひとつで組全体の空気が良くなることも、逆にギスギスすることもあります。
以下では、同伴者から「あの人、デキるな」と思われるリモコン担当の決め方や、判断のコツを見ていきましょう。
①リモコン担当は余裕のある人がベスト
リモコンは、スコアを気にする人より「周りが見える人」が持つのが一番です。
自分のプレーでいっぱいいっぱいだと、操作が雑になりがち。
逆に余裕がある人が持つと、組全体のリズムが自然と良くなります。
- 「今日は余裕ありそう」と感じたら、自ら「リモコンを持ちますよ」と声をかける
- スコアが良くても、イライラしている人は周りも気を遣うので不向き
- 上手い人より「気配りできる人」が持つほうが、結局みんな快適
「俺がやるよ」という率先した姿勢は、周りから見ても頼もしいもの。
ラウンド中にイライラして、声をかけづらい同伴者がリモコンを持つのも気分的にストレスです。
もしあなたが今日イチバン冷静だと感じたら、そのリモコンの役目を引き受けてみませんか?
②ハーフターンで交代する気遣いが好印象
リモコン係は、意外と気を使う役割です。
だからこそ、ハーフターンでの「交代」がすごく大事。
負担をシェアする姿勢が、同伴者全員の空気を良くします。
- 前半終わったら「後半、代わりますよ」と必ず声をかける
- 逆に担当していたら「次、お願いします」と笑顔で渡す
- 「どっちでもいい」という空気は避け、必ず一度は確認する
ずっと同じ人が持ち続けるのは、見えない負担になります。
「ありがとう、助かる」の一言で緊張感もほぐれるでしょう。
この気遣いができる人は、次もまた誘われます。
③スムーズな進行は「判断の早さ」と「停める位置」がポイント
スムーズな進行のポイントは「判断の早さ」と「停止位置」です。
「あ、動かそうかな?どうしようかな?」この数秒の迷いが、全体のテンポを悪くします。
「行く」「停める」をパッと決める。
その迷いのなさが、同伴者の信頼につながるでしょう。
- 判断が遅れると、同伴者のリズムまで乱してしまうと知ろう
- カートは「全員がすぐ乗れる場所」に停めるのが鉄則
- プレーヤーごとに停めず、なるべく1ヶ所に集約する(プレーファースト)
特にカートを停める位置は重要です。
あちこちに停めると、それだけでスロープレーの原因になります。
全員がアクセスしやすい場所にビシッと停めます。
その判断力が、スロープレーにならず後続組への配慮にもなります。
やってはいけない!リモコン操作のNG行動と対処法
乗用カートのリモコン操作には、やってはいけない「NG行動」があります。
悪気はなくても、一つの操作ミスが同伴者をイラッとさせたり、危険な目に遭わせたりします。
信頼を失う前に、絶対に避けたい3つのポイントを確認しましょう。
①スイング中の「ピッ」は集中を壊す最大のマナー違反
人が打つ瞬間の「ピッ」という機械音。
これは最大のマナー違反です。
プレーヤーが一番集中している「静寂ゾーン」を壊してしまいます。
ゴルフ場での緑の中では、あの電子音は想像以上に響きます。
本人は気づかなくても、周りはヒヤッとするでしょう。
- アドレス(打つ構え)に入ったら、リモコンから指を離す
- 音が鳴らない=「静かさ」もマナーの一部と心得ましょう
- ベストタイミングは「打った直後」と体に覚えさせる
たった一瞬の音ですが、その一打を台無しにする力があります。
「あの人、静かで上手いな」と思われる人は、絶対にこのタイミングを外しません。
まずは同伴者のルーティン(打つ前の動作)を、しっかり見ることから始めましょう。
②安全確認なしの発進は危険!同伴者と連携する意識を持つ
周囲を見ずにカートを動かすのは、本当に危険です。
「まだ乗ってないのに!」というヒヤリハットが、接触事故につながります。
一瞬の確認をサボると「雑な人だな」という印象を与えてしまいます。
「だぶん大丈夫」は危険なため、必ず目視で確認してからカートを動かしましょう。
- 動かす前は、必ず「カート動きます」と声に出す
- 全員がカート周りから離れたか、目で確認する
- 安全意識が、そのまま「人柄」として見られていると知る
声かけは、安全を守ると同時に「あなたを見ていますよ」という信頼のサイン。
この一手間を惜しむ人は、結局「気が利かない人」のレッテルを貼られてしまいます。
癖になるまで、少し大げさなくらい声に出してみましょう。
過去にカートに乗りこむ途中で動き出し、2ラウンド目で同伴者二人が言い争いになっていました。
乗用カートの運転や動かす時は、声掛けと目視での確認を怠らないようにしましょう。
③焦らず「止めて待つ」判断がスマートゴルファーの証
前の組が詰まっているのに、カートを中途半端に動かしてしまうのは、意外と流れを悪くします。
焦って動かすと、結局すぐにまた停めることになり、余計にバタバタするでしょう。
前の組にプレッシャーを与えないように、適度な距離間でカートを動かすことが大切です。
- 前が詰まったら、慌てず「ドンと構えて待つ」と決める
- 前の組にプレッシャーをかけるほど、カートを詰めすぎない
- 動かす回数を減らすのが、一番スマートな「プレーファースト」
「待つ」判断ができる人は、周りから「余裕がある大人のゴルファー」に見えます。
焦りは禁物。
全体を見て、一番効率の良い「停止位置」で待つのがスマートです。
リモコン操作で変わる!「また誘いたい人」になるために


結局、リモコン操作は「人間関係」そのものです。
スコアも大事ですが、同伴者への気遣いができるかどうかは、もっと大事。
プレーを終えた時「あの人と回ると快適だ」と思われる、そんなゴルファーになるための最後のまとめです。
①スマートな操作が信頼を生む
リモコン操作のセンスは、そのまま「信頼感」につながります。
静かで、無駄のない操作は、同伴者のストレスを最小限に抑える技術でしょう。
「この人がリモコン操作なら安心だ」と思われる信頼は、言葉ではなくリモコンの押し方で伝わります。
- 「ピッ」の音を鳴らさない「静かな操作」を心がける
- 「どこに停めるか」を打つ前から予測しておく
- 同伴者のストレスを「ゼロ」にする意識を持つ
「気が利く」とは、特別なことではありません。
プレーの邪魔をせず、スムーズに動かす。その当たり前を静かにできる人が、一番信頼されます。
まずは「音を立てない」ことから始めてみませんか?
②安全と気遣いが同伴者全体の雰囲気を作る
組全体の雰囲気が良いかどうかは、リモコン担当にかかっています。
乗用カートを動かす時は「カート動きます」という一声をかけましょう。
それだけで同伴者に安心感が生まれ、リズムが整います。
逆に、安全確認を怠ると、一瞬で空気がピリつくかもしれません。
- 「安心感」は、小さな声かけの積み重ねで生まれる
- 「みんなが心地いいか?」を常に考える
- リモコン操作は、組全体の「空気」を読んで動かすもの
「あの組、雰囲気いいね」と思われる組は、無意識の気遣いがお互いに多いと思います。
リモコン操作は、その「気遣い」を一番アピールできるチャンスです。
あなたの声かけひとつが、組全体の空気を作ります。
③リモコンひとつで「また一緒に回りたい人」になれる
実は、スコアより「マナー」のほうが人の記憶に残ります。
リモコン操作は、まさにその代表例。
「あの人、リモコン操作がうまくて快適だったな」。
その安心感が、「またあの人を誘おう」という次の約束につながります。
- 目立たない行動ほど、人の印象に残る。
- 「技術」より「マナー」が人を呼ぶと知る。
- リモコン操作に「安心感」がある人は、自然と誘いが増える。
リモコン操作は、面倒な「係」ではありません。
自分の「人柄」を伝えられる絶好の機会です。
スマートなリモコン操作をマスターして「あなたと回るのが一番楽しい」と言われるゴルファーを目指しましょう。
まとめ
乗用カートのリモコン操作は、単なるマナーではなく「気遣いの技術」です。
押すタイミングや停める場所、一声かける安全確認など、これらができると、同伴者は安心してプレーに集中できます。
不安がなくなれば、あなた自身もゴルフがもっと楽しくなるはずです。
「あなたと回ると快適だ」と同伴者に信頼される、そんなスマートなゴルファーを目指して、次のラウンドでぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。