ゴルフレッスンをネットで検索したら、打ちっぱなしとインドアが出てきます。打ちっぱなしは屋外練習場、インドアは室内練習場のこと。
同じゴルフレッスンなのに「何か違いがあるのかな?」と疑問に思いませんか?
初心者ゴルファーは打ちっぱなしとインドアのどちらが自分に向いているのか、どういった違いがあるのか悩みますよね。
本記事では初心者ゴルファーに向けて、ゴルフレッスンで打ちっぱなしとインドアのメリットとデメリットを紹介。
打ちっぱなしとインドアの特徴を理解した上で、結局どちらが初心者ゴルファーに合っているのか主観的に解説します。
本記事を一読していただき読者が室内外のレッスンで迷われているゴルファーの参考にしてもらえると幸いです。
ゴルフレッスンで打ちっぱなしとインドアでは、どちらが上達するのかな?
打ちっぱなし(屋外練習場)の特徴
ゴルフ練習場と言えば、ほとんどの方が打ちっぱなしを思い浮かべるでしょう。比較的打ちっぱなしは、住宅街より郊外にあるイメージかと思います。
時間制打ち放題やボール1球◯円など練習場によりシステムはさまざまです。60ヤード程の狭い練習場や300ヤード以上の広大な練習場もあります。
自分が行った練習場では、都内のロッテ葛西ゴルフ練習場の広さには驚きました。1階から3階まで打席数が300打席あり、何台置けるかわからないくらいの駐車場があります。
打ちっぱなしは屋外の練習場のため、天候や季節に左右されます。打ちっぱなしは夏が暑く、冬は寒さに耐えて練習すると思います。
地域により風の強い日や台風の時期は、ネットを降ろして中止するケースがあります。打ちっぱなしのよさは、開放的で自分の打った打球が見えて気持ちが良いことです。
自分の打った球が、どのくらいの高さの軌道で飛んでいくかがわかります。
ラウンド前にボールの行方を目視で確かめ、ミスの幅を把握する上で大切です。
ラウンド前にチェック
- 打つ球がスライスやフックが出る
- アイアンはいいが、ドライバーが曲るなど
使用するゴルフクラブの中で得意クラブや苦手クラブが把握できます。球筋の軌道を修正したいゴルファーにも参考になります。
しかし練習場が広いと、どうしても球筋と飛距離が気になり力んでしまいます。練習場のボールは、本番球と違いレンジボールのため飛びません。
周囲のゴルファーに触発され、一人ドラコン大会をはじめかねません。気をつけないと球数を打てば打つほど、力みは抜けず悪い癖がつきます。
練習場でドライバーばかり練習するゴルファーを見かけます。120%の力で飛ばす練習しても、自己満足の練習にしかなりません。
実践のコースでドライバーの使用頻度は14回以下です。必ずしもティーショットで、ドライバーを使うとは限りません。
地面から打つクラブ(アイアンやウェッジなど)を中心に練習すべきです。ゴルフ練習にお金と時間を使っているのに逆効果ですよ。
ゴルフ上達には、力感を一定に保つことが重要。ゴルフスイングは、力まないことを意識することが大切です。
打ちっぱなしメリット
- 飛距離が把握できる
- ボールの曲がり具合がわかる
- 球の打ち分け(ドロー、フェード)の練習
- 試打クラブにはもってこい
- 気持ちがいい
- ストレス発散など
打ちっぱなしデメリット
- ドライバーをメインで練習したくなる
- 飛距離が気になり、一人ドラコン大会をはじめる
- 力んでスイングに悪い癖がつく
- いい球だけ打つ練習をするゴルファー
- 実践的なアプローチなどのショートゲームの練習を怠りがちになる
インドア(屋内練習場)の特徴
インドア(屋内練習場)はネットまでの距離がないため、打った後のボールの行方がわかりません。しかし天候に左右されず、空調の効いた室内で練習できるため快適です。
自分のスイングに悪い動きや癖がある場合、打ちっぱなしではボールの行方が気になります。ショットした当たりが悪い場合、手元で操作しアジャストする動きが入ります。
本来スイング基礎を固める土台作りの練習が、打ちっぱなしで良い球を打つ練習になります。本番のラウンドで再現性のない、練習のための練習になってしまいます。
インドアのレッスンや練習は、アドレスやスイング修正などスイング作りの目的には最適です。
インドアレッスンには、最新の計測機器が導入されている施設があります。トラックマンや弾道計測器、スイング解析などクラブデータやスイングデータが取れる機器です。
ヘッドの動きとボールの動きを実測し、スイングを科学的に分析します。打球の飛距離、初速、スピン量、ヘッドスピードなどの情報収集できます。インドアでは、映像化や数値化のデータを活用しスイング作りに取り組みます。
インドアのメリット
- 天候に左右されない
- 空調の室内で快適
- スイング作りに集中できる
- スイングを科学的に分析できる
インドアのデメリット
- 距離が短いため、球筋がわからない
- 方向性や距離感を養う練習には不向き(結果がわからないため)
- アプローチ練習では距離感のイメージがわかない
- 長時間練習するには単調すぎる
打ちっぱなしとインドアの選択はゴルフの課題によります
結局「ゴルフレッスンは打ちっぱなしとインドアのどちらを選んだらいいの?」の回答は個人の目的や課題別により両方利用するのが良いでしょう。
ゴルフ初心者はインドアでレッスンを受け、自主練習で打ちっぱなしを利用します。インドアは徹底してスイング作りをし、打ちっぱなしではレッスン内容を再確認します。
最もやってはいけない練習は、気合と根性で球数を多く打ち自己満足感を満たすことです。練習する前に課題を決め、目的意識を持って練習すべきです。
ゴルフに限っては、右肩上がりの成長曲線のように上手になることはありません。うまくなるには、教えられたことを信じて継続することです。
技術を身につけるには、1つの練習を積み重ねてやり続けることが大切。日々の練習を楽しみながら上達できるのが理想でしょう。
ゴルフレッスンは打ちっぱなし、インドアどちらを選んだらいいの?のまとめ
「ゴルフレッスンは打ちっぱなしとインドアのどちらを選んだらいいの?」の結論は個人の目的や課題別により両方利用するのが良いになります。
ゴルフ初心者はインドアでレッスンを受け、自主練習で打ちっぱなしを利用します。インドアでスイング作りをし、打ちっぱなしではレッスンの復習をします。
スイングの再現性を高めるには、正しい反復練習が欠かせないです。技術を身につけるには、1つの練習を地道に積み重ねていきます。
打ちっぱなしメリット
- 飛距離が把握できる
- ボールの曲がり具合がわかる
- 球の打ち分け(ドロー、フェード)の練習
- 試打クラブにはもってこい
- 気持ちがいい
- ストレス発散など
打ちっぱなしデメリット
- ドライバーをメインで練習したくなる
- 飛距離が気になり、一人ドラコン大会をはじめる
- 力んでスイングに悪い癖がつく
- いい球だけを打ち練習するゴルファー
- 実践的なアプローチなどのショートゲームの練習を怠りがちになる
インドアのメリット
- 天候に左右されない
- 空調の室内で快適
- スイング作りに集中できる
- スイングを科学的に分析できる
インドアのデメリット
- 距離が短いため、球筋がわからない
- 方向性や距離感を養う練習には不向き(結果がわからないため)
- アプローチ練習では距離感のイメージがわかない
- 長時間練習するには単調すぎる