ゴルフ練習場のマナーとやってはいけない練習法9選【ゴルフ初心者】

その他 ゴルフマナー

ゴルフ練習場のマナーとやってはいけない練習法7選【ゴルフ初心者】

「本記事はアフィリエイト広告・広告が含まれています」

ゴルフ練習場を利用するにあたって、最低限守らなければならないマナーやルールがあります。

しかし一部の利用者には、わかっているのに無視をしたりルールを守らない方が一定数います。

本記事は100切り目標を目ざすゴルフ初心者に向けて、下記の内容を紹介します。

  • ゴルフ練習場でのマナーとルール
  • ゴルフ練習場でやってはいけない練習方法
  • ラウンドで成果が出る練習
  • 調子が悪いときにプロゴルファーも行う万能の練習「ハーフスイング」

利用するゴルフ練習場のマナーを守らないゴルファーは、ゴルフ場でも似たようなNG行為をしている可能性大です。


ゴルフというスポーツは調子を維持するのが難しく、上達には常日頃からの練習は不可欠になります。

本記事を一読していただき、調子を崩したときの練習方法を参考にしゴルフ上達のヒントにしてください。

筆者は風紀警察ではありません。しかし「信じられない!」と思うマナーの悪いゴルファーを見かけます。

ゴルフ練習場を気持ち良く利用するために、公共の場ではお互い配慮しましょう。

目次
  1. 当てはまったらヤバい!ゴルフ練習場の守るべきマナー9選
  2. お金と時間を浪費するやってはいけない練習7選
  3. 気づいたらラウンドで成果が出る練習
  4. まとめ

当てはまったらヤバい!ゴルフ練習場の守るべきマナー9選

出典元:公益社団法人全日本ゴルフ練習場連盟 

JGRA全日本ゴルフ練習場連盟 マナーアップポスター

ゴルフ練習場を利用する際に、以下の9つのマナーとルール項目に該当した方は見直すべきです。

実際のゴルフ場では、同伴者の中に最低限のマナーやルールを守らない方がいると、周囲から同伴者全員が同類とみなされます。


ゴルフ練習場は一人で練習に行かれる方が多いと思います。

練習場は定期的に利用する共有スペースのため、ゴルフ場と同様に周囲に気を配りましょう。

ゴルフ練習場のマナーとルールを最低限守る

ゴルフ練習場は共有スペースのため、利用するにあたって最低限の守るべきマナーやルールがあります。

後述の内容は当たり前ですが、できていない方を見かけます。

練習場を利用するお客同士が、お互い気持ちよく利用できるように周囲に配慮をしましょう。

①練習を終了したらきれいに片付ける

ゴルフ練習場で練習が終わったら、次に利用する方のために後片付けをしましょう。

当たり前ですが、筆者が利用する練習場でも守れていない方を見かけます。

ゴルフ練習場の管理者も「練習が終了したら、カゴは元の位置に戻してください」と目立つようにカゴに表示しています。

それにも関わらず、放置したまま帰宅する方がいます。

②打席のスペースのマット位置を変えたりしない

ゴルフ場と同様に、ゴルフ練習場は共有スペースです。端の打席になったため、マット位置を変えて斜めに打ったりしてはいけません。

万が一シャンクでもして、隣打席の方に当たったら大変です。

打席のスペース内で、左右の打席の方に迷惑をかけないようにマナーやルールを守って練習しましょう。

③おしぼりでクラブやシューズを拭かない

最近はゴルフ練習場も経費削減のため、おしぼりを使い捨てのものにしたり全面的にやめたりしています。

元から格安なゴルフ練習場は、おしぼりなしの練習場もあります。


レンタルおしぼりの場合、手や顔を拭くものでありクラブやシューズの特に汚れの目立つものを拭いてはいけません。

おしぼり業者は、使用済みのおしぼりを回収しクリーニングと袋に詰めて再納品します。

おしぼりを雑巾代わりに使用し、汚れが落ちなければ再利用できなくなります。

ゴルフ練習場のご厚意で用意されているおしぼりが、一部のルールを守らない方のためになくなる可能性もあります。

④指定された喫煙場所でタバコを吸う

2020年4月1日から改正健康増進法が施行されました。

望まない受動喫煙をなくすために、マナーからルールに変わりました。

大半のゴルフ練習場は、換気設備のある喫煙室を設置しています。

法律上で電子タバコは、健康増進法改正の適用外です。しかしゴルフ練習場は電子タバコも禁止しているところが増えています。

周囲のお客さんに迷惑をかけない

ゴルフ練習場は公共の場であり、ほかのお客さんに迷惑をかける行為をしてはいけません。

お互いが快適に練習場を利用できるようにマナーやルールを守りましょう。

⑤キャディバッグの置き場に注意する

筆者が利用するゴルフ練習場では、キャディバッグの置く位置が指定されています。キャディバッグを真ん中に置かれると、ボールを取りに行くときの通行の邪魔になります。


筆者が練習中に隣に来た年齢30代くらいの男性の話しです。

「キャディバッグはこちらに置いてください」とイスの真横に大きく書いてあります。

筆者も真ん中のスペースから通路に出るため通りにくいです。

その隣に来た男性に「通りづらいのでキャディバッグを、指定の位置に移動してもらえますか?」と伝え、キャディバッグを動かしてもらいました。

上述のように、共有スペースを専有スペースとして使う方がいます。

⑥大声でしゃべらない

仲間内でゴルフ練習場に来ている方は、周囲の配慮を考えるべきです。

「ゴルフ場でプレー中は、静かにするのがマナー」ですが、ゴルフ練習場も同じこと。


大声での会話や携帯電話の通話は控えましょう。

ゴルフ練習場を利用するもの同士が、気持ちよく利用できるようにしましょう。

⑦むやみに打席の前に出ては行けない

間違ってクラブを打席の前に飛ばしてしまったり、チョロで前に転がったボールを取りに行ってはいけません。

ボールがどこから飛んでくるか、わからないため危険です。必ずフロントに事情を話し、許可を得てから対処しましょう。


ゴルフ練習場の場内アナウンスが流れ、練習しているゴルファーが一斉に打つの止めてくれます。

打席の前に飛んでいったクラブは、自分で拾いに行くことになるでしょう。

⑧通路で素振りをしない

ゴルフ練習場の通路で、素振りするのは危険な行為です。

過去に1人だけ見かけたことがありますが、周囲の空気がまったく読めない方だと思います。


通路から帰る方は、「信じられない!」という感じで振り向きます。

その後、通路で素振りをしていた方を見かけないので出入禁止になったと思います。

ゴルフ場でも厄介者扱いされる可能性大です。

⑨教え魔にならない、教え魔に遭遇しないように注意する

教え魔の定義はゴルフコースや練習場で、ゴルフ初心者にアドバイスを押し付けてくる人のことを言います。

教え魔は自分のゴルフの腕前を自慢したり、初心者を助けたい一心でアドバイスをしたりしますが返って迷惑です。

練習場の教え魔が迷惑な理由

  • お願いしていないのに勝手にアドバイスする
  • 自分の意見を押し付ける
  • 上から目線で話す
  • 練習の邪魔をする
  • 間違ったレッスンをする
  • ストレスがたまる

お金と時間を浪費するやってはいけない練習7選

以下の9つの練習を行っていたら、お金と時間が浪費します。

ゴルファーは誰しも、遠回りせず近道でゴルフ上達をしたいと思っています。

下記の練習は費用対効果が悪いため、改善すべきです。

①ひたすらドライバーだけ打つ練習をする

ドライバーは1ラウンドで多くても14回しか使いません。

ゴルフを上達するには、アイアンやウェッジなどのクラブもバランス良く練習する必要性があります。

ゴルフ初心者は、特に使用頻度の高いアイアン練習で自分の得意クラブを作ることです。

②一人ドラコン大会になっている

ストレス解消で練習するゴルファーなら良いでしょう。

しかし本気でゴルフ上達したいのであれば、だた飛距離だけ求める練習はやめましょう。

スイングで力んだ状態が続くと、スイングを壊したり悪いクセがつく可能性があります。

③グリップを握ったままボールをセットしてそのまま打つ

本番のコースと同じように1球1球大切に打っていない場合は、改めたほうが良いです。

1球ずつボールをセットしグリップを握り直し、アドレスを取ってから打っていれば問題ありません。

練習で1球打ち、グリップを直さず面倒くさがっている場合は注意しましょう。

自分が気づかないうちにグリップがズレた状態で、クラブを握って練習をしている可能性があります。

面倒であっても、1球ずつグリップを正しく握り直してから練習に励みましょう。

④ターゲットを決めないで球を打つ

ショット精度やアプローチの距離感を養うためには、ターゲットを明確に決めて練習しましょう。

「ボールの芯に当たっている」「打感も良く飛距離が飛んでいる」などで満足していては、ショットの距離感や精度の向上につながりません。

ゴルフ練習場では、ターゲットを明確にしてから練習しましょう。

⑤目的を持たないで練習をする

スイングの矯正や悪いクセを改善するには、時間と労力がかかります。1回の練習ではスイングの改善はできません。

自分で地道にドリルを繰り返し、徐々にスイングを直すしか手段はありません。

練習では自分の課題で1つの目標を持ち、練習することをオススメします。

⑥思考停止の状態で球数だけ打つ

惰性でただ球数だけ打つ練習はいただけません。練習場で調子が良くても、実際のラウンドでは結果がイマイチのことがあります。

インパクトのタイミングや手のアジャスト感により、たまたま調子が良かった場合もあります。

ゴルフ上達するには、定期的に練習を繰り返し自分のスイングを改善します。

しかしボールを打つだけの質より量に偏った練習では、実践でのスコアの波が激しくなる可能性があります。

練習場ではゴルフ上達を目ざし、実践を意識して1球1球大切に練習しましょう。

⑦練習場で良い球を打つ練習をしている

練習場で真っすぐでキレイなボールだけを打つ練習をしてはいけません。

万が一自分の練習場での調子が良くても、実践のプレーでは練習場マットとはライの状況も異なります。


ゴルフ練習するときは、1球1球ターゲットを決めます。

更にボールを曲げたり、低いボールを打ったりして遊び心を持って練習することも時々してみましょう。

気づいたらラウンドで成果が出る練習

ゴルフ初心者は、後述で紹介する地味な練習です。

しかしゴルフ初心者だけでなく、プロゴルファーや上級者すべてのゴルファーに効果がある練習です。

スイングが迷宮入りしたり調子が悪かったりするゴルファーは、調子を取り戻すキッカケになる練習方法になります。

アプローチで距離の基準を決めて練習する

ゴルフ初心者はすべての球数のうち、半分以上アプローチ練習に使っても良いくらいです。

30ヤードの距離を基準にして、58度か52度で距離感を養う練習をします。

同じ距離を連続して打たず、1球1球距離を変えて練習します。


地味ですが、実際の距離と自分で打った距離感の乖離(かいり)の差を縮める練習です。

スコア100切り目標を目ざす場合は、ボールを上げたりせず徹底的に転がして寄せます。

アプローチでトップやダフリがあると、スコアをまとめることができません。

スイングの大切な要素が詰まった小さい幅からハーフスイングの4段階の練習

結論から言うと「ハーフスイングはインパクトゾーンを安定させるために行う練習」です。

正しくアドレスを取りバックスイングは、カラダを捻る分だけクラブが動きます。手打ちを直す効果もあります。

小さい振り幅でボールが真っすぐ飛ばなければ、普段のショットで真っすぐボールは飛びません。

ハーフスイングの練習ですが、4段階を踏んだ練習方法を紹介します。

8時から4時までのショートスイングで10ヤード飛ばす練習

バックスイングでクラブヘッドが膝の位置まで上がり、フォローも膝までの小さなスイング幅で10ヤードほど飛ばす練習です。

時計の短針に例えるとバックスイングで8時の位置までクラブヘッドを上げます。

インパクトでボールを打ちフォローでは4時までのスイング幅です。

大切なことですが、バックスイングは上半身を横に回すのではなく、前傾姿勢に対して肩を縦回転するイメージです。

バックスイングのときは、肩を縦方向に回転し腰をスウェーせず横に回転します。

スウェーの動きとは、スイング中にカラダの軸が左右にブレることです。

スウェーすることで、スイングの再現性が悪くなりミスショットの原因です。

バックスイングが4時からフィニッシュまでスイングする

小さなバッグスイングから、フィニッシュまで振ります。

大切なのは、カラダの回転でクラブを上げること。最初から「ヒョイ」と手で上げたら、クラブを手で下ろすしかありません。

カラダ全体でクラブを上げることを意識します。

前傾姿勢をキープし、左脇が閉まっているのを確認してください。
左脇が開いている状態では、上半身が横に回転していたり、前傾姿勢が崩れたりします。

9時から3時までのハーフスイングの練習

前段階の練習ができたら、いよいよハーフスイングの練習です。

ゴルファー個人でスイングの悩みがそれぞれ違います。

  • 前傾角度がキープできているか?
  • アドレスは正しいか?
  • バックスイングの上げ方は正しいか?
  • クラブのフェース面は適正か?
  • 再現性が悪い

上記スイングの悩みをハーフスイングで改善します。

正しいアドレスができ、前傾姿勢をキープします。ショートスイングと同様にカラダを縦に回転させてバックスイングします。

左手の甲を下側に向けてクラブを上げてバックスイングすると、カラダは自然に縦回転します。
クラブフェースをシャットに上げる意識でクラブを上げます。

バックスイングのときにカラダが横回転したり、手だけでクラブを上げたりするとインサイドにクラブが上がります。

インサイドにクラブが上がることで、さまざまなミスショットを誘発します。

ハーフスイングがしっかり打てるようになるまで繰り返し練習しましょう。

バックスイングが9時からフィニッシュまでスイングする

ハーフスイングの練習はスピードを上げないで、普段のスイングの6割程度で練習します。

スイング途中の切り返しやダウンスイングで修正することができません。

スイングのほとんどはバックスイングの良し悪しで決まります。

前述でも説明しましたが、スイングの注意点を見直しましょう。

スイングの注意点を見直す

  • 正しいアドレスからバックスイングでカラダを縦回転させ、右腰を後ろに回転します
  • 左脇が開かないように、左手の甲を下側に向けます
  • ハーフウェイバックでヘッドが外側に上がり、手元はカラダの側にきます
  • ③のときに、ヘッドのフェースがシャット気味になっていることを確認します

バックスイングの上げ方に注意し、フィニッシュまでスイングします。

スイングスピードは6割程度で構いませんので、ミート率が上がるまで練習します。

まとめ

ゴルフ練習場を利用するには、最低限のマナーやルールがあります。

練習場はゴルフ場と同様、公共の場のため利用するゴルファーは周囲のお客さんに配慮する必要があります。

ゴルフ練習場は、お客さん同士で気持ち良く利用できるように決められたルールを守りましょう。

ゴルフは年間通してスコアを安定することは難易度が高いです。ゴルフ技術は成長曲線のように指数関数的に上達しません。


ゴルフ初心者はスイングで悩んだら、基本のハーフスイングに戻るのが調子を取り戻すヒントになります。

ベストスコアが更新できるように、普段から基本のハーフスイングを練習メニューに取り入れましょう。